宇宙の果て

ないであろうものをさがす旅をしています

ジャニオタとしてのわたし

 前回の記事で、わたしがジャニーズに落ちてしまったきっかけまでを書きました。

cervato.hatenablog.com

 今回はジャニオタ人生を歩み始めてからです。

 

最初からDDぎみ

DD。元は女性アイドルファン界隈で使われていた「誰でも大好き」ということば、すなわち事務所担を示しています。わたしは2004年末見事ジャニーズに落ち、2005年には見事、「ジャニーズアイドルが好きなオタク」となっていました。一番のご贔屓は嵐だったのですが、嵐以外のジャニーズもテレビに出ていたら録画、CDは買える範囲であれば買う。Myojo、Wink Up、POTATE、Duet、ポポロ(いわゆるドル誌)全て購入していました。

ジャニオタになってすぐに購入したCD

・嵐「サクラ咲ケ

・嵐「WISH」

・嵐「One」

・V6「サンダーバード-your voice-」

・V6「ありがとうのうた」

・V6「UTAO-UTAO

・トラジハイジ「ファンタスティポ

KinKi Kidsビロードの闇

タッキー&翼「愛想曲」

関ジャニ∞大阪レイニーブルース

関ジャニ∞「好きやねん、大阪」

 今見るとジュリー派ジャニー派大好きかよって感じですね。派閥なんてなかった(はずの)時代…………

なぜ嵐、なぜ櫻井翔

今さらですがわたしの担当は櫻井翔さんです。あまり担当という概念を持っていないのですが、もし誰か一人選ばなくてはならないなら、彼が担当ということばに一番当てはまります。

けれどわたしが嵐に落ちた決定打は前回記事のとおり「南くんの恋人」の二宮さんです。それ以前に櫻井さんのことは木更津キャッツアイで拝見していましたが、その時は興味が湧かなかった、というよりも、主演の岡田准一さんしか見ていませんでした。主題歌がV6じゃないことにもやもやしていたぐらいです。

櫻井さんに落ちたきっかけは単純です。「PIKA☆☆NCHI DOUBLE」のMVの櫻井翔さん(のビジュアル)が完全に好みでした。以上。

もともと好みのルックスなんです、きっと。ドラマの木更津キャッツアイの頃の櫻井さんは髪の毛をツンツンさせて少しおぼこい印象なんですよね。役柄的にもそうだし、本人もまだ成人前後だったし。ピカダブの櫻井さんは当時22才ですかね?おそらく。当時小学校高学年になったばかりのわたしには、バンビの印象とは打って変わって大人びて見えました。ギャップ萌えと言うのかもしれません。「やさしい近所のお兄さん(昔は結構なヤンキーだった)」感がすごいです。衣装も影響してるんですかね?めちゃくちゃかっこいいです。とにかくわたしは完全にこのピカダブの櫻井さんに恋をしてしまったわけです。(当時の心情としては担当というより恋の方がしっくりきます。)

ちなみにこのMVは嵐がヘリポートで踊っているのを空撮しているんですが、ベストポイントはサビの「僕らの背中に迫る」の「僕らの」あたりで踊っている櫻井さんの首に巻き付くネックレスです。最高です。

次点は「俺が止まるところじゃないから」の顔を伏せて右手を突き出しまっすぐ前を指差す櫻井さんを横から映したカットです。ここ、ほんとにめちゃくちゃかっこいい。

ちなみに他の4人の私的お気に入りポイントですが、

大野さん→ソロの「僕らの未来照らして」の「未来」で天を指差すポーズ。親指人差し指小指が立ってる。

相葉さん→全体的にダンスが素晴らしい。特に2番サビ「永久と希望の歌を」で脚を浮かせてしまうその軽さ。

二宮さん→2番Aメロ頭の「周りを気にして見た目も気にして」の「気にして」の時のワンコ感。きゅるんきゅるん。

松本さん→同じく2番Aメロ「僕の憂鬱を」で顔に被さる手の美しさとチラ見えする白メッシュ。造形美。

改めて櫻井さんだけじゃなく5人のビジュアルがめちゃくちゃ好きです。このMVが好きだからこのビジュアルが好きなのかまた逆なのかはもうわかりませんが、とにかくこのMVはいまでも圧倒的に好きです。当時5×5のDVDの中でもほとんどピカダブばっかり再生していました。毎朝起きたらピカダブ。学校から帰るとピカダブ。寝る前にピカダブ。いい生活でした。

FCに入る、コンサートに入る

いよいよ嵐に転がり落ちてしまったわたしは人生で初めて、ファンクラブに入ることになりました。嵐のFC、当時(2005年)は会員証はまだ黄色いなんかプラ板みたいなやつでした。

そして、FCに入ってすぐの頃に青いお手紙が届きました。Oneツアーのお知らせです。まだ大阪城ホールでのコンサートでした。わたしはそれまで浜崎あゆみさんとモーニング娘。のコンサートに入ったことはあったのですが、男性アイドルのコンサートは初めてでした。中学一年生のわたしが母と入った嵐のコンサート、ペンライトもまだジャニーズ共通の四角いやつでした。コンサートマナーとかルールとか作法とか、なにもわからないままとりあえず櫻井さんのうちわとペンライトとタオルとパンフレットとバッグを買いました。席はスタンド上手の3列目だったような気がする。正直あまりコンサートのことは鮮明に覚えていないし、ダイジェストDVDを見て「あー、こんなことやってたような気もするなあ…」くらいの記憶しか残っていないのですが、そんなわたしがはっきりと覚えていることがあります。松本潤さんと目が合ったということと、そして二宮和也さんの「秘密」の破壊力です。

ハダシの未来の際にわたしたちの席のエリアで歌っていた松本さん。もうほんの3メートルほどの距離にあの、マツジュンがいたのです。そして目が合いました。あれは合った。近すぎたから。わたしの記憶を信じています。マツジュンと目が合った。あと松本さんを生で見たとき痛感したのは、「この人めちゃくちゃカメラ映り悪いな」ということです。普段雑誌やテレビで見る松本さんも普通に、というかトップレベルのかっこよさ、美しさなのですが、生で見るそれは比ではありませんでした。なんだろう、生で見る松本潤さんのあの神秘さ。うまく言葉にできませんが、ほんとにキラキラ輝いてるし細いし背高いしかっこいいし美しいし、アイドルってああいうことなんです。たぶん。

二宮さんのもはや伝説となっているソロ曲。それが秘密です。あれを当時リアルタイムで見れたってことは自分の中でかなり大きいかもしれない。あの時ばかりは、櫻井さんのうちわを持ちながらも全力で二宮さんにキャーキャー言ってました。なんか、二宮さんが出てきた瞬間時が止まった。みんなが二宮和也ワールドにトリップしてた。かわいいJr.たちを従えてかわいい踊りを披露する二宮和也さんはあの瞬間世界一かわいい生き物でした。いや、今もかわいいんですけど。なんかもう、かわいさが振り切ってました。K点越え。

未だにOneコンディスク化しないの勿体無さ過ぎて叫びたい衝動に駆られるので、そろそろBlu-rayで出してください。ほんとに。