宇宙の果て

ないであろうものをさがす旅をしています

ジャニーズとわたし

というわけでわたしのジャニーズとの出会いから今に至る経緯を自分用にまとめておきます。

 

わたしの人生において、テレビが無い生活なんて考えられません。幼い頃から気がつけばテレビを観て、部屋に人がいるのにテレビがついていないなんてことはありえない、というくらい我が家では常にテレビの電源が入っていました。以前下宿していた時に友人がひとり暮らしのわたしの家に泊まりに来た際、「家帰って荷物置く前にまずテレビのスイッチつけるんやな」と指摘されて初めてそれが万人にとって当たり前の行動ではないということを悟りました。むしろそんな習慣も指摘されないと気付かないくらい、家に帰ったらまずテレビをつける、ということはわたしの中で玄関で靴を脱ぐというくらい当然の文化だったのです。

はじめてのジャニーズ

そんな家庭で育ったわたしは物心がついた時には既に教育テレビを観て過ごしていました。思えば一番最初に触れたジャニーズは、当時「忍たま乱太郎」のテーマ曲を歌っていた光GENJIだったのです。もちろん当時は勇気100%を光GENJIが歌っていることも、その光GENJIがジャニーズのアイドルであるということも知りませんでした。


Hikaru Genji "Yuuki 100%" - YouTube

そしてもうひとつ、幼いわたしとジャニーズを引き合わせてくれた作品がありました。ウルトラマンティガです。平成のウルトラシリーズ一発目のティガ、その主人公マドカ・ダイゴ役はV6の長野博さんです。そしてその主題歌はV6のTAKE ME HIGHERです。当時のわたしは本気でダイゴ隊員が好きで、自分自身もGATS(ダイゴ隊員が所属する組織)に入りたいと思っていました。思い返せば、ダイゴ隊員がわたしの初恋だったのかもしれません。とにかくダイゴ隊員、そしてティガが大好きで、テレビの前で毎週TAKE ME HIGHERを口ずさんでいました。4歳児の空耳なので、サビの部分は「わなてきゅていくみーていくみーはいやー」と意味も理解せず歌っていたことを覚えています。


ウルトラマンティガ OP (HD) - TAKE ME HIGHER - YouTube

ジャニーズを知る

いつしかわたしは子ども向け番組以外も観るようになりました。その頃の記憶もまだまだあやふやですが、「サタ☆スマ」を観ていたことを覚えています。けれど実際どんな番組だったか、放送内容までは覚えていません。中居さんと香取さんが出ていたことと、中居パパのコーナーなんとなく覚えてるかなあ、そんなのあったなあ〜〜くらいです。サタ☆スマではっきり覚えているのは、慎吾ママです。慎吾ママのおはロックも当然歌っていましたし、挨拶は常に「おっはー」、マヨチュチュもしました(正確には挑戦は未遂に終わりました)。

その後もわたしはたくさんのジャニーズに知らぬ間に触れていました。アニメ「犬夜叉」のテーマソングにはよくV6が起用されていましたし、バラエティ番組も「SMAP×SMAP」をはじめ「USOジャパン」や「堂本兄弟」、「学校へ行こう」は大好きで毎週の楽しみでした。音楽番組も、「うたばん」「ミュージックステーション」「HEY!HEY!HEY!」また「速報!歌の大辞テン」など毎日のようにゴールデンタイムに放送されていたので、無意識のうちに楽曲に触れる機会も多かったのです。特にうたばん、HEY!HEY!HEY!はジャニーズ以外のミュージシャンなどについても、トークの部分が多いのでそのキャラクターや人となりがわかってとても楽しく視聴していました。どうにか完全復活してください。母につられてドラマも観るようになったわたしはジャニーズが出ていることを意識せずにただ純粋にドラマを楽しんでいました。それが「白い影」であり、「人にやさしく」であり、「ごくせん」であり、「元カレ」であり、「Stand Up!!」であり、「末っ子長男姉三人」でした。その頃から、「ジャニーズ事務所のアイドルがテレビという箱の中で歌ったり踊ったりお芝居したり、はたまたおしゃべりしたりしている」ということをなんとなく理解し始めました。そしてなんとなく、「中居くんと岡田くんと堂本剛くんがお気に入り」になりました。

そんなわたしがいよいよはっきりとジャニーズというものを意識し、その深みに嵌まり、今でも熱を上げているあるドラマとの出会いは本当に偶然でした。リアルタイムの視聴ではなくたまたま再放送を見て虜になり、そこから10年以上、わたしは「木更津キャッツアイ」から離れられません。この作品についてはまた別記事に起こしたいと思っているので省略しますが、「なんとなくお気に入り」な岡田くんが主演なはずなのに何故主題歌がV6じゃないのか、「ぶっさんが主役やのに」「嵐ってなんや」「バンビなんやねん」と憤りを感じたことを覚えています。主題歌は嵐のa Day in Our Lifeでした。当時のわたしはUSOジャパンやら歌番組やらで嵐を見ていたはずのにまだ理解していなかったんですね。けれど後にその「よくわからん嵐とかいうグループ」にずっぷり嵌まってしまうとはまさか夢にも思っていませんでした。

ジャニーズを好きになる

2004年、とんでもなくハマったドラマがありました。「南くんの恋人」です。ある日突然体がお人形くらい小さくなってしまった深田恭子さん演じる高校生のちよみの二宮和也さん演じる恋人の南くんとの秘密の同棲生活を描いたドラマです。この南くんが当時のわたしにとってドストライクで、本当にすっごい素敵な彼氏なんですよね。高校生ながらなんとかちよみを守ってあげようと奮闘する南くんの恋人にわたしがなりたかった。 

南くんの恋人 DVD-BOX

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 そんな南くんの中の人が嵐の二宮和也さんだと知り、Stand Up!!の正ちゃんだと知り、嵐にはごくせんの慎くん、木更津キャッツアイのバンビがいることを知りました。そしてその年のクリスマスと誕生日プレゼント(12月生まれなのでひとまとめ)に、KinKi KidsのSingle Selection Ⅱ/Anniversaryと嵐の5×5を強請ったのでした。これがジャニオタ人生のはじめのはじめの第一歩です。 

 

5×5 THE BEST SELECTION OF 2002←2004 (初回限定盤)(DVD付)

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見事ジャニオタと化してしまってからはまた別の記事で。